今年も、らっきょうの収穫が始まりました

今年も、らっきょうの収穫が始まりました

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    — 霧島山のふもとで、土と汗と、やさしい手しごと —

    霧島山のふもとに広がる畑で、今年もらっきょうの収穫が始まりました。

    夏の強い日差しの中、私たちは今年も、ひとつひとつ丁寧に手作業で掘り起こしています。

    先日、社員の娘さんと一緒に、収穫の様子を写真に収めに畑を訪れました。畑の土はふかふかで、足元が沈むような感触。彼女と手を取り合いながら、一歩一歩大きく踏み出して、慎重に進みました。ほんの少し歩いただけでも、太陽の熱と土のやわらかさに体力を奪われ、私たちはすぐに汗だくに。撮影だけでもヘトヘトになるような暑さでした。

     

     

    それでも、畑に出ているスタッフたちは、その暑さの中で黙々と作業を続けていました。土に膝をつき、らっきょうを丁寧に掘り起こし、余分な土をやさしく払い落とす。すると、茶色の土の中から、つややかな白いらっきょうが顔を出します。

     

     

    今年のらっきょうは、全体的にやや大ぶりなものが多い印象です。霧島の気候と土に恵まれて、しっかりと育ってくれた証。シャキッとした歯ごたえと自然な甘みが、より一層際立っています。

    そしてもうひとつ。らっきょうを、自社で原料から管理している会社は決して多くありません。私たちは、種をまくところから育て、収穫し、加工し、お客様の元に届けるまで、すべての工程に責任を持ってっています。

    それは手間も時間もかかることですが、「どこで、誰が、どうやって作ったのか」がわかる安心と、素材の力を最大限に生かすために、欠かせないと考えています。

    霧島の大地と人のまごころに育まれたらっきょう。今年も自信を持ってお届けできる出来栄えです。

    畑の熱気や土のやわらかさ、静かに流れる汗のひとしずくまで。
    すべてが今年の味を形づくっています。どうぞ楽しみにお待ちください。

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